6年生は、11月19日(土)にかわらんべでコサージュづくりをしました。

毎年、6年生がつくるようになって10年目になります。
6年生は、1学期中に地域の方より蚕の飼育の仕方を教わり、夏休みを中心に蚕を育てます。
できた繭を使って写真のようなコサージュを親子でつくりました。
地域の方々が丁寧に指導をしてくださいます。
コサージュは、6年生が卒業式に胸につけます。そして、中学校の入学式には、このコサージュを保護者がつけます。
このコサージュを親子でつくりながら、いよいよ小学校を卒業して、中学に進学することを実感する心構えにもなっているのではないでしょうか。
川路で昔大変盛んであった養蚕について地域の方から学び、実際に蚕を育て、できた繭を使って親子でコサージュを一緒につくり、卒業式につける。そして保護者が中学の入学式でつけるという活動が、大事な伝統行事として位置づいています。
このコサージュづくりに至る一連の活動を通して、感性が育ち、地域をこよなく愛する子どもの育成の一翼を担っているのではないでしょうか。

<子どもの感想より>
「今日、かわらんべでまゆを使ったコサージュを作りました。私のまゆはすべてきれいにできました。色は、真ん中だけ黄色で後は白色の花と両方の色を混ぜて作った二種類です。そこに、スズランや葉っぱ、羽などを付けました。上手くできました。〇〇さんのコサージュの花びらがきれいでした。」
「今日はコサージュ作りがありました。コサージュ作りで難しかったことは、まゆを2枚や3枚に分けることと、コサージュのバランスです。難しかったけど、お母さんと協力してできました。みんなとコサージュ作りをして楽しかったです。とてもいい経験になりました。」