6月6日(火)は、参観日でした。
授業参観の後、PTA父親母親部主催(兼学校保健委員会)の講演会がありました。
昨年秋の講演会後、是非今年は子どもたちと一緒にお話をお聞きしたいという要望が多かったため、今年も、松本短期大学准教授 白金俊二先生においでいただき『脳の活動とメディアコントール パート2』と題して講演をしていただきました。
4年生から6年生の子どもたちも保護者の皆様と一緒に講演を聞きしました。
子どもたちからは、「ゲームをしたりTVを見ているときは脳に血が流れないことや運動していると脳に血がよく流れることが分かった。」
「ゲームをしたりTVを見てばかりだとあまり脳が働かないので、しっかり外で遊んだり運動をして脳に血が流れるようにしたい。」
「メデイアコントロールがどんなことかがよくわかり、いつもTVをだらだらと見てしまうので、しっかり自分自身で自分自身をコントロールできるようにしたい。」等の感想が寄せられました。
保護者の皆様からは、「最近ゲームが欲しくて、ことある毎に『ゲームを買って』というので困っていた時の講演でした。SNSやゲーム、ユーチューブなど、子どもにとって楽しいものだと思います。でも、脳の働きをみると、やっぱり外で遊んだり本を読んだり会話をしたりすることが子どもにとって一番だなと思いました。ゲームの時間をコントロールでき、規則を守れるようになって、家族の団らんもちゃんとできるようになったらゲームを買おうと思いました。」
「とてもわかりやすく、これから子どもとゲームの関わりを上手くコントロールしていけたら、子どもにとっても親にとってもストレス無くつきあっていけるのではないかと感じました。親が管理していかないと子どもはわからず、ずっとやっているので、今日、お話をお聞きしたので家でも実践できたらと思います。」等の感想が寄せられました。
ゲームやTVの見過ぎが脳の成長にどう影響を及ぼすのか具体的に理解されたと思われます。また、めんどくさいことをあえてすることで、脳が刺激され活性化することがよくわかりました。大人の認知症予防にもつながると思いました。
その後の連絡帳で、とても良かったという感想や、TVの時間を決めたいなど、行動して下さっている様子を複数頂きました。今回のお話を参考に、各家庭でゲーム等とうまく付き合うよう相談し、子どもたち自身がメディアコントロールできるようになれれば幸いです。

